会議通訳の咳を改善した治療

今回は、会議通訳の方が気になっていた症状である「咳」の治療を紹介します。
この患者さんは、空咳で突然発作が起こり、止まらない事もあるみたいです。

咳の原因メカニズム

咳は、気道(鼻、喉、気管、気管支、肺)にウィルスや埃、煙などの
入ってきた異物を排除するために起こる反応です。
気道にある受容体が異物で反応し、脳にある咳中枢に伝わり咳が出ます。
気道に溜まった痰も、同様な反応が出ます。

鍼灸治療で改善するには

治療のポイント
・咽頭周りの筋肉の緊張を改善する
・背中や胸の前などの筋肉の緊張を改善し肺に空気を入りやすくする

咽頭周りを改善するツボには次のようなものがあります。

・空気が入りやすくなるツボは背中が「肺兪」「定喘」
・前胸部は「中府」「雲門」

このツボに鍼を刺すと胸郭が広がりやすくなり咳の症状を改善する事ができます。
私が新型コロナウィルスに感染し、夜中に咳が止まらなかった時にも使用したツボも
あります。

一番大切なのはカウンセリングし診て触診してその患者さんに合った効きやすい
ツボをチョイスして治療することです。
みんながみんなこのツボとは限らないので、注意してください。

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