スマホ顎関節症

最近「スマホ顎関節症」が流行っているみたいです。顎関節症です。
スマホ顎関節症の原因として猫背があります。この状態が続き、重力で顎関節が
前にズレてしまうのと、コロナ禍で外出が減り、長時間のリモートワークで
姿勢が悪くなり、スマホを見る時間が増えたためと言われています。
コロナ禍で顎関節症の患者さんがコロナ前の三倍に増えたそうです。

顎関節症の原因

咀嚼筋障害:顎を動かす筋肉に痛みを生じる
顎関節障害:関節に痛みを生じる
顎関節円板障害:関節の中にある関節円板がずれた状態
変形性顎関節症:関節の中が変形して痛みを生じる

原因は様々ですが歯の噛み合わせや喰いしばり、歯ぎしり、頬杖
精神的ストレスなど様々な要因が組み合わさって痛みを生じます。

顎関節症の症状

顎の痛み
口が開かない
口を開ける時「ガク」っと音が鳴る

症状は食べ物を噛む時にや口を開ける動作(喋る、歌うなど)などに
みられます。

スマホ顎関節症の鍼灸治療

鍼灸では、咀嚼筋障害と顎関節障害の治療が可能です。
顎関節症の治療は咀嚼筋の緊張をとって、顎関節の可動を良くします。

咀嚼筋の緊張をとることによって、筋肉の動きを改善します。
筋肉の動きが改善すると、関節の動きがスムーズになり
「ガクッ」とした痛みが軽減されます。

実際に20年顎関節症で悩んでいた患者さんを治療して症状が改善しました。

詳細はこちら→患者さんの声

この患者さんは「ガク」が二段階で鳴っていたそうです。
治療では、口が開きやすくなり二段階で「ガク」っと鳴っていたのが
ほぼなくなり、たるんでいた顔もリフトアップして、満足して帰られました。

咀嚼筋だけでなく、猫背の改善や顎関節に関連する経絡やアナトミートレインなど
組み合わせて治療する事が大事だと思います。

「スマホ」とついていますが、やることはどの組織が痛みを発しているのかを特定して
そこを中心に治療することです。

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