筋肉の緊張やストレスなどにより頭全体が締め付けられるような
頭痛が数十分〜数日間ダラダラ続く。
多くの人が肩や首のこりを伴い、幅広い年齢層に見られる。
機能性頭痛の80%は緊張型頭痛です。
緊張型頭痛チェックポイント
1頭を締め付けるような頭痛、頭重感がある。
2痛みの強さは軽度〜中程度で、日常動作によって増悪しない。
3光・音過敏や、悪心・嘔吐を伴う事がほとんどない。
4触診により、頭蓋周囲の圧痛増強を認めることがある。
5各検査で器質性疾患が除外される。
→頭痛の誘因となる精神的・身体的ストレスの除去が最優先
緊張型頭痛の誘発因子
精神的・身体的ストレス
不安・うつ状態
運動不足
うつ向き姿勢
眼精疲労
ストレートネック・なで肩
顎関節異常
→頭部を支える筋肉の緊張が強くなり頭痛を誘発する。
・僧帽筋
・後頭筋群
・側頭筋群
軽快因子〜血管の拡張により軽快〜
入浴や運動、マッサージ血管を拡張させ、凝った部位の血流を改善。
精神的ストレスの解消にもつながる。
✳︎お酒も血流を良くするが、飲み過ぎには注意
緊張型頭痛の鍼灸治療
後頭部の頭痛に有効なツボは「天柱」「肩井」
ポイント
1筋の過緊張を緩め、局所の循環を改善し頭痛を改善
2痛みの部位を中心に、頭部や頚肩部の筋緊張、圧痛、硬結がみられる
ツボや、反応点に施鍼、施灸する。
側頭部の頭痛に効くツボは次回紹介します。
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