今回はリクエストにお応えして肩関節周囲炎いわゆる四十、五十肩について説明していきます。
原因
原因は不明ですが、次のような考えがあります
- 肩甲上腕関節の炎症
- 肩峰下滑液包の炎症
- 腱板の微細断裂
肩関節専門医によると、経験上、肩甲上腕関節に注射がよく効くため
多くの原因は肩甲上腕関節ではないかと言われています。
しかし、肩峰下滑液包の注射で改善するケースや、腱板の筋肉の滑走性を高めることで
症状が改善するケースがあるため、原因は明らかになっていません。
片方を治療し治った後に反対側が痛くなるケースもあります。
時折、両側同時に痛くなるケースもあります。
症状
運動時痛、夜間痛、安静時痛がみられる。
治療のポイント
ポイントは、肩の動きや上げ方で、痛みを起こしている組織を絞りこみます。
例えば「肩を前の方に上げるのは痛くないけど横に上げると痛い。」など痛みの出る場所
範囲、可動域の制限などを総合的に考慮すると、痛みを発している組織を特定する事ができます。
*前から上げて肩の前の方が痛くなるのと、前から上げて肩の後ろの方が痛くなるのでは、同じ動作でもアプローチする場所が変わってくるといった感じです。
痛みのでている組織を特定できれば、手技や鍼などで筋肉の動きを良くし、硬結を取る事で痛みが軽減したり可動域などを改善する事ができます。
実際に治療した患者さんの声です。
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