歌いやすくなる鍼灸治療6

今回の歌いやすくなる鍼灸治療6は「側頭筋です」

側頭筋は頭の横にある筋肉で咀嚼(物を噛む)口を閉じる作用と顎を後ろに引く動作があります。

咀嚼

開口時
閉じている途中
閉口時

顎を後ろに引く

下歯が上歯より前にある
下歯が上歯より後ろにある

このような動きをします。
口を大きく開け歌う歌手や長時間喋る方々は側頭筋の筋肉の緊張が強く出ます。
この筋肉の動きが悪くなると顎関節に影響が出ます。

  1. 口を開ける時にカクカクなる。
  2. 食事をする時に顎が痛い
  3. 口が開きづらくなる
  4. 側頭部の頭痛が出やすい

など顎関節症の症状が現れたり頭痛が起こることもあります。

当然口の開きが悪くなったり、顎関節症が気になると歌うパフォーマンスは落ちてきます。
歌声が口の開きづらい事で阻害、邪魔をしている感じですね。
つまり治療が必要になります。

鍼灸治療のポイント

側頭筋に鍼を打つ事で緊張は抜けやすいです。
筋肉の緊張が強めの方や開閉時にガクガクなる方は側頭筋に鍼を打ち電気を流す事でさらに効果を発揮します。同時に顔のたるみを解消しリフトアップさせることも可能です。

アナトミートレイン
ディープフロントラインを利用します。

股関節を曲げたり腰の動きに関連する腸腰筋や足首を曲げる後脛骨筋などの動きをよくするといいです。
ツボとしては腸腰筋は「腰眼」後脛骨筋は「三陰交」があります。
腰眼は腰痛や生殖器疾患などにも効果的。
三陰交は喉のイガイガを改善したり生理痛にも有効です。

経絡の流れ
足の少陽胆経を利用します。

足の外側から頭の横の側頭筋まで繋がっています。
この中でも筋肉の緊張を取るのが得意なツボがあります。
それが「陽陵泉」です。

このツボは筋会といって全体の筋肉の緊張を取るのに特化したツボです。

これらを治療して歌うパフォーマンスを上げていきます。

歌いやすくなる鍼灸治療6いかがでしたか?口が開きづら、い歌いづらい、顔をリフトアップしたい方はこちらまで。

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