指のシビレ、冷感が抜けない

指のシビレ、冷感が治療していてもなかなか改善しない。
原因として頚椎ヘルニア、胸郭出口症候群などで症状が現れやすいです。
しかしヘルニアでも胸郭出口症候群でもないのにシビレが取れない方がいると思います。

抹消血管の血流障害があるとシビレ、冷感が出る事があります。

例えば
高血圧の高い、血液がドロドロなど血管や血液に問題があるパターン
肘の手術をしてオペの痕は皮膚を寄せて縫い合わせる事で毛細血管が圧迫され血流障害になりシビレや冷感が出やすくなります。
野球の投手でトミージョン手術後に痺れて投げずらいのも血流障害からきていると考えられます。

井穴刺絡治療

参考:井穴刺絡学会

井穴というツボが各経絡ごとにあります。
爪の際にありここから瘀血をとる治療を井穴刺絡治療といいます。

意義

井穴のある抹消部位は心臓より遠く離れているため寒冷に影響され血流障害を起こしやすいです。
この部位の循環障害は心臓、血管系の負担が増加し血圧の異常や体温調節に影響が出ます。

この部位に刺絡する事で抹消循環を改善し、心、肺、血管系の負担を軽減し血圧や体温調節にもいい影響を与える事ができます。

局所の症状

  • 爪甲が灰白色、暗赤色、紫色など色調が悪い時
  • 手指が腫れぼったい感じで皮膚に赤味が少なくツヤがない
  • 手指を動かした時にこわばる、動きずらい感じがある。
  • 手指に冷感、シビレがある
  • ささくれがある
  • 井穴に圧痛や熱感がある

全身の症状

  • 悪寒、発熱、咽頭痛がある時
  • 肩こり、頭痛、頭重、めまいがある時
  • 心臓部に重圧感がある時
  • 咳、喘息、呼吸困難のある時
  • 血圧の変動がある時
  • 疲労感や倦怠感がある時

などの症状を改善する事が期待できます。
マッサージや鍼灸治療で改善しない場合は井穴刺絡治療を試してみるのも一つの手かもしれません。

オペをしたピッチャーは

手術後にシビレが取れないピッチャーはオペ痕の癒着を改善する必要があります。
鍼をオペ痕に沿って刺入したり瘀血を抜く事で改善する可能性があります。
何をしても良くならないのであれば継続的に試してみるのも一つの手かもしれません。

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