腰痛

腰痛の80%は原因不明と言われています。
腰が痛くて病院に行きレントゲンで画像診断するのがほとんどです。
しかしレントゲンでは痛みの原因になる組織を特定する事ができません。
画像に写らない腰痛が80%あるということになります。

画像に写らない腰痛の原因は4つに分類される

  1. 椎間関節性腰痛
  2. 仙腸関節性腰痛
  3. 椎間板性腰痛
  4. 筋・筋膜性腰痛

1椎間関節性腰痛

腰の椎間関節が可動することで腰を反ったり、前屈する事ができます。
その関節で炎症や、関節の動きが悪くなる事で痛みを引き起こします。
痛みの出方としては背骨の際にピンポイントで痛みを訴える事が多いです。

2仙腸関節性腰痛

腰を動かした際に仙腸関節や臀部に痛みが誘発される腰痛です。
周りの筋肉の緊張により関節の動きが悪くなり痛みを引き起こしている事が多いです。

3椎間板性腰痛

椎間板が損傷する事で痛みを引き起こす腰痛です。
本来椎間板には痛みを感じる神経があまり通っていません。
しかし痛めることで修復しようと体が反応して神経や血管が椎間板に入り込んで痛みを引き起こします。

4筋・筋膜性腰痛

脊柱起立筋である多裂筋、最長筋、腸肋筋や腰方形筋、腸腰筋のど腰の動きに関連のある筋肉が痛みを誘発している腰痛です。
筋肉の癒着、硬結、など筋肉の伸長性の低下で引き起こされる事が多く痛みの範囲が広いのが特徴です。

腰痛を治すにはどこから痛みが出ているか特定すること

痛みを特定するには問診、検査し痛みがどこの組織から出ているかが重要になります。
「いつから痛い」「どのように痛い」「どの動きで痛みが誘発されるか」などなど様々な問診検査をして痛みの度合いが軽減するか仮説検証を繰り返し行い痛みとなる原因を特定していきます。

痛みを特定してから局所的アプローチ、間接的アプローチで治療

仮説検証をして場所を特定してから局所的アプローチするだけでも良いのですが、痛めている筋肉と繋がっている筋肉や筋膜にアプローチしたり骨格のバランスを整えることで更に治療効果を高める治療をしています。
これにより長く良い状態を持続でき再発予防していきます。

治療しても良くならないのは原因が特定できていない状態で治療しているから

よく他の治療院を何回も通ったのによくならずにここで治療したら治った患者さんが多い気がします。

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