第7波の流行後にコロナ後遺症の相談事例が急増コロナ後遺症について
現時点で分かっていることについて簡単にまとめました。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20221002-00317739
参考記事:ヤフーニュース「第7波の流行後にコロナ後遺症の相談事例が急増
コロナ後遺症について現時点で分かっていること」
新型コロナの第7波はピークが過ぎ、後遺症の相談件数が増えているようです。
現時点でわかっている事を簡単に解説します。
コロナ後遺症で頻度が高い症状は?
後遺症の症状は多くありますが、代表的なのは
- 倦怠感
- 息苦しさ
- 臭覚・味覚障害
- 脱毛
- 集中力低下
などがあげられます。
後遺症はなぜ起こるかはまだ十分に解明されていない
まだ十分に解明されていませnが
- ウイルスの持続感染
- ウイルスによる組織障害
- 自己免疫反応
- 常在細菌叢の多様性の低下
- 集中治療後症候群(PICS)
これらが原因ではないかと言われています。
ウイルスの持続感染→組織が傷つけられる事で免疫機能が低下し
後遺症が長引く方は多いかもしれません。
コロナ後遺症が起こる頻度や起こりやすい人
- 5〜8人に1人が経験している
- 高齢者に多い
- 女性に多い
- 重症だった人に多い
症状は時間とともに改善していくことが知られていますが、コロナ後遺症の調査では
1年後でも約11人に1人が何らかの症状が残っていることが分かりました。
人によっては症状が長く続くことがあります。
オミクロンになって変わった事
デルタ株の後遺症は「臭覚・味覚障害」が多かったのが、オミクロン株になってから減少しました。
→オミクロンの初期症状でもこれらの症状が減っています。
オミクロン株の後遺症で圧倒的に多いのは「倦怠感」「咳症状」です。
有効な治療法
後遺症の治療では、まだちゃんとした治療法はなく、ワクチン接種による
予防が重要と言われています。
後遺症に困っている方が多い反面、ちゃんとした治療法がないため、仕事を休職したり
仕事を辞めざるをえない方が増えているそうです。
鍼灸治療で自己免疫をあげたり自然治癒力を上げる事が可能
患者さんで、感染して後遺症が抜けず困っている方が多く訪れます。
鍼灸では、自然治癒力を上げることも効果の一つです。
免疫機能が上がるので後遺症が改善し、
「咳が出ていたけれど苦しさがなくなった」
「倦怠感がとれて調子が上がった」
などの喜びの声をいただくことが多いです。
薬がまだない分、鍼灸治療で自然治癒力、免疫機能の向上をするべきではないかと私は考えます。
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