顎関節症は顎を開けた時に関節がガクッと音が鳴ったり、開きづらかったり、顎が痛いなどの症状をいいます。
原因
顎関節症の痛み原因は大きく4つあります。
- 咀嚼筋障害：側頭筋、咬筋、外側翼突筋、内側翼突筋の緊張で起こる痛み
- 顎関節症外：顎関節に痛みが出る
- 変形性顎関節症：関節の中が変形を起こしている状態
- 関節円版障害：関節の中にある関節円板がずれた状態
喰い縛り、歯の噛み合わせ、精神的ストレスなどの様々な要因で引き起こされます。
症状
- 顎の痛み
顎関節周辺や顎の筋肉に痛みや不快感が生じることがあります。
痛みは持続的なものや一時的なもの、場所によっても異なります。 - 開閉時の制限
口を開けたり閉じたりする際に制限を感じることがあります。
顎が開けにくい、閉じにくいといった状態が見られる場合があります。 - 開口時のクリック音
口を開ける際や閉じる際に、関節がクリックやポップといった異音を発することがあります。 - 顎の関節が飛び出す感覚
顎が関節から飛び出るかのような感覚を経験することがあります。 - 顔の疲労感
顎関節症の場合、顔や顎の周囲の筋肉が緊張しやすく、噛む動作や顔の表情に疲労感を感じることがあります。 - 噛む際の不調
咀嚼時に痛みや違和感を感じることがあります。噛むときに歯同士が正しく噛み合わないことがある場合もあります。 - 頭痛や耳の痛み
顎関節症が進行すると、頭痛や耳の痛みを伴うことがあります。
特に、顎関節周辺の筋肉の緊張が原因で起こる場合があります。
鍼灸治療
鍼灸治療では主に咀嚼筋である筋肉の緊張を改善しクリック音や開閉時の痛みなどの症状を軽減する事ができます。それと同時に咀嚼筋と筋膜が連結している後脛骨筋、内転筋、大腰筋、腸骨筋などを治療する事で咀嚼筋の緊張をさらに改善する事ができます。
他にも精神的ストレスの緩和や自律神経の調整などの治療を組み合わせる事で症状を改善する事ができます。
お困りの方は早めの治療を