声帯炎は声の出し過ぎやウイルス感染によって声帯に炎症が起こる状態です。
喉の痛みやかすみ、声のかすれや失声、のどの痛み、咳などが含まれます。
鍼灸での治療
鍼灸で声帯の炎症を改善させるための治療ポイントをを紹介します。
- 喉の炎症を抑えるツボ
- 首肩の筋肉の緊張を改善する
喉の炎症を抑えるツボ
東洋医学のツボには「太陰肺経」といい呼吸器に関連するツボがあります。
このツボのルート上に反応が出るツボがあります。その反応点に鍼やお灸をする事で喉の炎症を改善します。
首肩の筋肉の緊張を改善する
炎症が起こると声帯が浮腫みやすくなります。
浮腫んでいるということは血液の流れが悪くなっている状態です。
筋肉が緊張していると血管を圧迫して血液の流れが悪くなります。
流れが悪くなると浮腫みがはけにくいので炎症が引きづらいです。
その中でも胸鎖乳突筋、斜角筋、舌骨上、下筋の緊張が強いと炎症や浮腫みが改善しやすいです。
急性、慢性症状の両方に適応します。
歌うことが多く声が枯れやすい方でもこの治療で症状を改善することができます。
声帯炎を治療し歌いやすい状態にしましょう。