PCR検査をし、新型コロナウィルス陽性になりました。初日は症状も軽く余裕でした。
それから翌日に喉の痛み、腫れが増してきました。
咳も日を追うごとに強くなり、倦怠感が強くなってきました。
辛いと感じた喉の痛み
口を開けて鏡で喉を見ると、粘膜の充血、扁桃腺の腫れが今まで見たことがないぐらい。
この状態で食事をしたり水分を飲むと、大量のガラス片が喉を通るような痛みで、飲み込むのが一苦労でした。
飲み込むと痛い喉粘膜や扁桃腺の炎症と腫れ
炎症は、組織に火事が起こっているような状態です。
腫れるのは、炎症が起こっているところに血液が集中的に集まってきて生じるのです。
怪我をした時も、痛めてすぐは、触るだけで痛みが誘発されると思います。
血液が集まり、のどや扁桃が腫れると、食物や水分が通る道が狭くなり、組織を圧迫して痛みが強くなるのです。
鍼灸でのアプローチ
鍼灸の治療には、様々な考え方があります。本日は「木火土金水」の考え方を教えます。
炎症という字は火が二つで成り立ちます。火事が起きているのをイメージしてください。
火事は119番で消防車を呼び水を撒き消火します。鍼灸でも、同様の治療を行います。
喉に関連する経絡の一つとして肺経があります。
経絡や重要なツボごとに「木火土金水」が割り当てられています。
この肺経の火が付いている「魚際」、喉の炎症期に押すとめちゃんこ痛いです。実際私もそうでした。
炎症を抑えるのが水のつく「尺沢」です。ここに鍼を刺す事で炎症の引きが早くなります。
実際に炎症期に、鍼を打ち水を飲み込んでみました。
刺しているときは症状が改善しますが、炎症期なので、炎症が強いと時間の経過とともに痛みがぶり返してきます。
鍼を刺している時は症状が改善するので、狙い的には間違っていないです。炎症が治れば症状も改善してきます。
今後、いろいろな手法を使って症状の変化などを投稿していきます。
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