「若い時と同じように声が出ない」「前より高音域が出づらくなった」
このような悩みをお持ちの方が多く治療してきました。
高音だ出づらい方に共通する事
1筋肉の疲労
2筋力柔軟性の低下
3筋肉の緊張やコリ
これが関係してきます。
筋肉の疲労で高音が出づらい
声帯を動かしているのは筋肉です。
長年歌っている方や一時的に歌い過ぎたり喋り過ぎたりすると筋肉が疲労し声が出しづらくなります。
疲労している筋肉は老廃物が溜まり動きが悪くなります。
筋力と柔軟性の低下
筋肉に疲労物質が蓄積されると筋肉が硬くなり柔軟性が低下します。
また老化や歌う機会が減って筋力が維持されていないと高音域が出づらくなります。
この状態で歌うと喉や声帯に負担がかかり声帯炎や声帯結節、声帯ポリープなどのリスクが上がります。
筋肉の緊張やコリ
緊張やコリが強いと動きが悪くなるので思うように声が出なくなる要因になります。
高音域が出るようにするには
治療のポイントとして
- 疲労回復
- 筋肉の柔軟性のを上げる。
- 血流を上げ老廃物を除去
鍼灸治療では血流を上げ白血球の働きを良くする事で老廃物を除去し筋肉の疲労を回復させることができます。
さらに柔軟性が上げより筋肉の動きを改善して高音域を出しやすくすることができます。
高音域を出す鍼灸治療
声帯を震わせる筋肉は頸の周りにある筋肉の影響が強いです。
- 胸鎖乳突筋
- 斜角筋群
- 舌骨上筋群
- 舌骨下筋群
主にこの筋肉の緊張を改善することで筋肉が伸びやすく、動きが良くなるので出ずらかった高音域が出やすくなります。
頚部+手足の治療で効果倍増
体の筋肉は筋膜に包まれています。
その筋膜は別の筋肉と連結していたりまたツボの流れ(流注)が頸部と繋がっているます。
これらを利用することで直接頚部だけ治療するより圧倒的に治療効果を上げることができます。
高音が出づらい、前のように高音を出したい方はお試しください。
参考文献:経絡経穴概論第二版 医道の日本 ヒューマンアナトミーアトラス アナトミートレイン第三版