歌いやすくなる鍼灸治療をご紹介します。
「歌う」は筋肉を使って声が出ます。
つまり筋肉が硬くなっていたり、動きが悪くなると歌うパフォーマンスが落ちます。
なのでいい状態で歌うには筋肉の硬さや動きを改善することが重要になります。
そこで詩庵では「歌う」「喋る」「話す」「伝える」発声のパフォーマンスを上げる治療をします。
横隔膜でパフォーマンスUP
今回は呼吸で大事な「横隔膜」の緊張をとる治療をご紹介します。
横隔膜は呼吸をする際に働く筋肉です。
通常時はアーチ状になっていて、息を吸う時に横隔膜は下がって肺に空気が入ります。
この横隔膜の緊張が強いと息が充分に入らないので声量が落ちます。
姿勢が悪くなっていたりすると尚更です。
そのためにも横隔膜の緊張をとるのが大事になります。
横隔膜の治療
横隔膜を直接的に緩めるのは結構大変なので、詩庵ではと腰の筋肉の緊張をとっていきます。
筋肉は筋肉の膜(筋膜)があります。筋膜は他の筋肉と繋がっていて、連結している筋肉であれば間接的に筋肉を緩める事が可能なのです。
この青くなってるのが筋肉です。これらの筋肉を緩めれると横隔膜も自然と緩んできます。
特に重要なのが腰方形筋と大腰筋です。
横隔膜とも近く連結しているからです。
息が入りやすくなれば酸素を多く体内に取り込む事ができ体も元気になります。
姿勢が悪く凝り固まった横隔膜だと息が入りづらく、歌う以前に精神的に落ち込みやすく不安定になります。
定期的に歌いやすくなる鍼灸治療をご紹介していこうと思います。
参考文献:アナトミートレイン第三版 ヒューマンアナトミーアトラス